市民アート「西田橋の拓本」全面公開 特設SHOP は、現在準備中です。

2021/11/28 20:13

今日は『西田橋を拓本で残す会』の大先輩の北畠さん、迫さんと一緒に川内の江ノ口橋と熊本の東陽石匠館に行ってきました。


江ノ口橋はかつて甲突川にかかっていた五大石橋を作った石工岩永三五郎の鹿児島での最後の作品です。

この橋を作ったのちに三五郎は命を狙われることとなり命からがら故郷の熊本に帰ったそうです。(どこを壊せば崩れるか分かってしまうからかな?)

↑江ノ口橋。

↑反対側からの写真。橋の手前で大きく湾曲しているため、川の氾濫時には一旦勢いが抑えられてから水が橋の下を通る設計になっている



江ノ口橋を見たあとは、そのまま近くの長崎堤防を見に行きました。

長崎堤防は珍しいノコギリ型の堤防で、川内川の厳しい流れから、後ろの水田を守る役割を担っているそうです。

↑長崎堤防



と、大先輩方から鹿児島の石文化を教えていただいたあとは、本命の石匠館へ。


石匠館では岩永三五郎をはじめとする、種山(肥後)の石工たちの話や石文化の現状などを教えていただきました。


中でも面白かったのは館長さんの「岩永三五郎は石工界の大谷翔平」というお話でした。岩永三五郎ってほんとに天才だったそうです!笑

また僕たちの活動の最終目標である拓本の保管先の見つけ方についてもアドバイスをいただき、実りの多い1日になりました。


最後までお付き合いくださりありがとうございました!



北畠さん、迫さんも今日一日ありがとうございます!!


川畑イサム